八幡屋日記

茨城県下妻市で 八幡屋という宴会場を経営しています。 お店の紹介 毎日着物で生活しているので着物にまつわる話 大好きなデジタル物の事など 思いつくままに書いてみます。

中古の着物の落とし穴

表側は綺麗だけど

裏側はシミだらけ

けれど柄の素晴らしさに一目惚れ

三千円くらいで買った中古の着物は

お客様から大好評で

さんざん褒めて頂きました。

冬の終わりに少し長めだった袖を直し

痛んだ部分を直してもらい

またしばらく着れますねと

たとうしに包まれ出番を待っていましたが

いざ、また着ようと包みを開けて持ち上げると

ハラハラと裾がばらけてしまいました。

寿命なんだと朝からガッカリです。

お店に着て行ってからでなくて良かった。

安いお金で随分楽しませてもらえたのだから感謝しなくては

前の持ち主も随分何回も着たのでしょう。

 

中古着物は遠くに出かけるときには着れないな

着物を着始める前に

練習用にと山ほど買い求めた中古の着物は

もう、ほとんど手元に残っていません。

気に入っていた柄を思い出す度に

寂しくなります。

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着物を着るとき携帯電話は何処に入れるのか?

着物を着るとき

携帯電話はどこに入れるのか?

私は帯板にポケットを縫い付けて

カンガルーの赤ちゃんのように携帯しています。

 

そういうわけで私は携帯にカバーを付けられないんです。

何故カバーを付けないのかとよく聞かれるので

 

出来るだけ薄く、スルリとポケットに入るように

カバーは付けないんです。

 

どなたかもっと良いアイディアがあったら教えてくださいね。

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恐ろしい夢

忙しく、体も疲れてくるとよく見る夢です。

 

突然大勢のお客様が予約していたからと来店されて

大慌てで準備しようとするのですが

何も進まず、気持ちばかり焦って

目が覚めると、どっと疲れている

 

実際には大勢の予約なら

ひと月くらい前から

料理のことや、部屋のレイアウトなど

何度も打ち合わせをして

ようやく当日を迎えるんだから

そんな心配は要らないと自分に言い聞かせていましたが

 

ありました

実際に

 

あさって100名の予約をしている・・・・ですが

電話を受けて、もうパニックです。

その日は平日にもかかわらず部屋は満室で

 

しどろもどろに

明後日ですか?

100名ですか?

いつ頃予約をいれて下さったんでしょうか?

どうしましょう

お部屋は満室なんですよ

焦りながら話す私に対して

お客様は物凄く冷静で

時間をお聞きすると

ちょうど会議が終了して

テーブルを片付け、円卓に変えるのに

急げば間に合いそうな時間で

板前に急ぎで食材を仕入れてもらい

なんとか間に合いました。

 

予定が何回も変更になったので

もしかして予約を入れていなかったかもと言ってくださったので

救われましたが

いつかまた有るかもしれないと思うと

予約ノートの最後の一部屋に

予約を入れるとき

いつも緊張します。

 

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法事の楽しみ

なかなか会えない人達に会えるから

法事が楽しみなの。

 

そう話して下さったお客様がいました。

そういう風にはっきり言わなくても

そう思っているんだろうなと感じる光景はよく目にします。

 

会食が終わり

解散した後も、ずっと話し込んでなかなか帰ろうとしない人達

 

元気でね

あなたもね

 

名残惜しそうに見送る人達

 

法事は個人の冥福を祈り霊を慰めるための行事ですが

生きている人達にとっても慰めになるのですね

 

去年の暮れ、私が下妻で夫と宴会場を経営していることを知って

母方の親戚が法事で

福島、東京、千葉から

18名来てくれました。

 

ほとんどが子供の頃逢ったきりの人達で

四十年、中には五十年ぶりの人も

生きている内二度と会うことは無いかもしれなかったのに

法事ということで

たまたま宴会場をやっているということで

会うことが出来ました。

 

福島に住む母の妹は書店を経営しています。

あんたはまだ本が好きなの?

好きですよと答えると

バッグの中から

読みかけの本をくれました。

相変わらず楽しい人で

お腹の皮がよじれるほど

笑ってしまいました。

叔母から成人の御祝いにもらった本

「素敵なあなたに」は

本好きな私の宝物です。

 

今回会えた人達のほとんどは、

多分もうお会いすることは無いかもしれません。

 

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〇〇ちゃんからの着物

今から6年前のこと(東日本大震災のあった年)

幡屋に入って3年くらいになり

やっと着物を着る気になったので

着物を着るので着付け教室に通ってる事を話すと

あっという間に八幡屋の女将は着物を着るらしいと

話が広がって、

着物をあげるから取りにおいでと何人かの方から声がかかり

私としては、着物なんてタダで貰うわけにいかないし

気に入らなくても一応貰って御礼をしなくてはならないだろうと考えました。

 

 〇〇ちゃんは時々バイトに来てくれている人で

顔を見るたび家においでと言われ

着物を見に行きました。

 

テーブルに山と積まれた着物を見て呆然・・・

気に入らないどころじゃ無い

どれも素晴らしい

しかも新品、しつけのかかったままの見事な着物と帯

どれも欲しくてローンを組んで買ったけど

着ないで終わっちゃった。

孫達に入学祝いをあげたいので気持ちでいいから箪笥ごと買って欲しいということでした。

 

私はその時既にかなりの枚数を所有していたし

とてもこんな高価な着物は仕事で着れないと

その日は帰りました。

 

帰宅後夫に素晴らしい着物だけどとても買えないと言うと

箪笥もまとめて50万ならと言ってみたら?

中古屋に引き取ってもらってもそんな金額にはならないと思い彼女に話すと、

快く譲っていただけることになりました。

 

 

後日仕事に着れるよう汚れ防止加工に呉服屋さんに出しました。

 

奥さん本当にこれ仕事に着るんですか?

もったいない、どれもたぶん百万円でも買えません。

と言われ

ああやっぱり、でも、私が着れば毎回大勢の人に見てもらえて着物も嬉しいかもしれない。

そう思いながら、なかなか袖を通すことが出来ずにいます。

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中古の着物

仕事用にと着物、帯など一揃えあつらえてもらいましたが

仕事着だからといって一枚という訳にはいかないし

母が持たせてくれた着物はどれも既に私には可愛いすぎて

賞味期限切れでした。

 

中古の着物屋を見つけた私はあれもこれもと30枚も買ってしまいました。

総額10万円くらいでした。

何の知識もなく、ただ柄の好き嫌いだけで選んだ着物たち

何枚かは小さすぎたり、肝心なところに大きなシミがあったり、布が劣化していて2、3回着ただけでバラけてしまったり、

それでもお宝も何枚かありましたので良い買い物になりました。

 

その中の一枚は裾が擦り切れ

袖丈が長かったのでお直しに出し

買った時の何十倍も修理代がかかりましたが

 今でも一番のお気に入りです。

 

 

 

 

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お客様は何処に?

奥さんもう30待ってるんですけど

お客さんが来ないんですよ。

 

ある日曜日のこと

運転手から電話がありました。

 

法事などは予定より早く終わったり

うんと長引いたりすることもあるので

その日も

「もう少し待っててみて」

と答えましたが

一時間経ってもお見えにならないので

それは大変、待ち合わせ場所を聞き違えたのかと

夫の姉と夫の従兄弟も

それぞれ車でお客様を探しに出て行きました。

 

その日の予約は、かなり高齢の女性からで

わざわざ打ち合わせに来店していただくのは大変ということで

何回もお電話を頂き

さいわいバスのお迎え場所もよく知っている地域でしたから

間違えることは無いだろうと思いました。

 

高齢の女性ということで

携帯電話も聞いていません

 

お墓参りの後、ずっとバスが来るのを待っていたらどうしよう。

 

予定の時間を3時間ほど過ぎて

ようやく自宅の電話にお客様が出てくださいました。

 

本日予約を頂いていた八幡屋です。

 

ああ、八幡屋さん今日はお世話になりました。

 

???今日予約を頂いておりましたが

バスもお迎えに参りましたが

いらしていただいてないですよ

 

え?行きましたよ

バスにも乗って

今御料理を食べて帰って来たところです。

ちょっと待ってて下さいね。

 

息子さんに変わっていただき

お店を間違えていたこと

息子さんのほうが予約していたお店で御食事を済ませたこと

女性はそのお店が八幡屋だと勘違いしていたことがわかりました。

 

直ぐに息子さんご夫婦がお詫びと支払いに来て下さいました。

 

ああ良かった

ご無事で何よりでした。

二件分支払うのは大変でしょうと

義姉の意見でその日は半分だけお支払い頂きました。

 

これからますます高齢化社会になります。

お電話だけの予約は気をつけないといけないと思いました。

 

 

 

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